にち‐ぼ【日暮】
ひぐれ。夕暮れ。
日(ひ)暮(く)れて道(みち)遠(とお)し
《「史記」伍子胥伝から》 1 年を取ってしまったのに、まだ目的を達するまでには程遠いたとえ。 2 期限は迫っているのに、物事がまだ容易には出来上がらないたとえ。
ひ‐ぐらし【日暮(ら)し】
1 朝から晩まで。一日じゅう。ひねもす。副詞的にも用いる。「—読書にふける」 2 (「蜩」「茅蜩」とも書く)半翅(はんし)目セミ科の昆虫。体長4センチくらい。体は褐色で緑や黒の斑紋があり、翅(は...
ひぐらしすずり【日暮硯】
江戸時代、信州松代藩家老恩田杢(おんだもく)による藩政改革の事績を筆録した書。1巻。著者・成立年未詳。恩田は宝暦4年(1754)家老に就任、改革に実績をあげた。
ひぐらし‐どおり【日暮通り】
京都市上京区を南北に走る道路の呼び名。北の中立売通りから南の竹屋町通りに至る。全長約1キロ。
ひぐらし‐の‐もん【日暮の門】
日の暮れるのも忘れて見とれてしまうほどりっぱな門。日光東照宮の陽明門など。
ひ‐ぐれ【日暮れ】
1 日の暮れるころ。夕暮れ。たそがれ。 2 日没後、太陽の中心が地平線下の7度21分40秒に来た時刻。→夜明け
ひぐれ‐がた【日暮れ方】
日が暮れる時分。夕方。