みず‐ごけ【水蘚/水苔】
ミズゴケ科の蘚(せん)類の総称。日本では約40種が知られ、高山や北日本の湿地に生え、長年の間に高層湿原をつくる。高さ5〜15センチ、淡緑色で、茎から数本の枝が束生して葉をつける。葉は吸水力が大き...
みずほ‐きち【みずほ基地】
南極大陸にある日本の観測基地。昭和基地の南東約270キロメートル、みずほ高原の氷原に位置する。昭和45年(1970)、第十一次越冬隊により、みずほ観測拠点として建設。昭和53年(1978)より現...
みずほ‐の‐くに【瑞穂の国】
《瑞穂の実る国の意》日本の国の美称。「葦原(あしはら)の—」
ミセス‐わたなべ【Mrs.Watanabe】
《「ミセスワタナベ」と書くことが多い》日本の個人FX(外国為替証拠金取引)投資家の通称。
みつ‐ばち【蜜蜂】
膜翅(まくし)目ミツバチ科の、主にミツバチ属の昆虫の総称。体には毛が密生し、花粉や花蜜を集める。巣は蝋(ろう)を分泌して作り、大きい。社会性昆虫として有名で、1匹の女王バチ、少数の雄バチ、多数の...
みなみいおうとう‐かいいき【南硫黄島海域】
南硫黄島と沖ノ鳥島を中心とした日本の排他的経済水域の、それぞれ南側・東側に隣接した海域。日本が国連に大陸棚延伸を申請し、北部が平成24年(2012)に大陸棚限界委員会に認められた。
みなみとりしま‐かいいき【南鳥島海域】
南鳥島を中心とした日本の排他的経済水域の西側に隣接した海域。日本が国連に大陸棚延伸を申請したが、平成24年(2012)の大陸棚限界委員会では認められなかった。
みなみまんしゅう‐てつどう【南満州鉄道】
日露戦争でロシアから獲得した南満州の鉄道とその付属事業を経営する半官半民の国策会社。明治39年(1906)設立。満州国創立後は満州国有となった鉄道全部を経営、他の産業部門にも進出し、日本の中国侵...
みの‐がみ【美濃紙】
美濃(岐阜県)産の和紙の総称。奈良時代から優良品として知られ、書院紙・森下紙・天具帖(てんぐじょう)ほか種類も多い。特に書院紙は有名で、美濃紙の異称ともなった。直紙(じきし)。みのし。みの。 [...
みみなしほういち【耳無し芳一】
日本の昔話。盲目の琵琶法師芳一が、平家の亡霊に招かれて夜ごと平家物語を語る。心配した和尚が芳一の全身に経文を書いてやるが、耳には書き忘れたため亡霊にちぎり取られる。小泉八雲の「怪談」にも収録。