らく‐ぞり【楽剃り】
深い信仰心からではなく、軽い気持ちで剃髪(ていはつ)すること。「—や夕㒵(ゆふがほ)棚の下住居」〈七番日記〉
らしい
[助動][○|らしく・らしかっ|らしい|らしい|○|○]動詞・形容詞・助動詞「れる」「られる」「せる」「させる」「ない」「たい」「た」「ぬ(ん)」の終止形、体言、形容動詞の語幹、一部の副詞などに...
る‐こつ【鏤骨】
1 骨に刻んで忘れないこと。「師が曩日の言は銘肝—未だ之れを忘れざるなり」〈菊亭香水・世路日記〉 2 骨を刻むような苦労・苦心をすること。ろうこつ。「彫心—」
る‐ちん【縷陳】
[名](スル)「縷述」に同じ。「徒らに無益の痴情を—して」〈菊亭香水・世路日記〉
れっ‐か【裂罅】
裂けてできたすきま。裂け目。割れ目。「紅海は大陸の—だとしいて思ってみても」〈寅彦・旅日記から〉
れんよう‐にっき【連用日記】
毎年同じ日の記録を同じページに書き込めるようにした日記。3年、5年、10年用などがある。
ろくおんにちろく【鹿苑日録】
京都鹿苑院の歴代僧録の日記。長享元年(1487)から慶安4年(1651)までの日記や詩文などを収め、当時の社会を知るうえで貴重な資料。
わたし‐がたり【私語り】
「私」を語り手として書かれた文章をいう。自分自身の経験を書いたものが多い。日記、自伝、私小説、ブログなど。
わっ‐ぷ【割賦/割符】
《「わりふ」の音変化》 1 負債・代金などを月賦・年賦などで何回かに分割して支払うこと。かっぷ。 2 何回かに割り当てて配ること。配分。「夫々に高にあはせて—いたすつもり」〈地獄楽日記〉
わ‐ぶん【和文】
1 日本語で書かれた文章。日本語の文。国文。邦文。 2 和語を主とし、特に平仮名を用いて書かれた文章。平安時代の和歌・物語・日記などにみられる文章。