しゃく【石/赤/昔/迹/惜/責】
〈石〉⇒せき 〈赤〉⇒せき 〈昔〉⇒せき 〈迹〉⇒せき 〈惜〉⇒せき 〈責〉⇒せき
しゅく‐せき【夙昔】
昔から今までの間。以前から。宿昔(しゅくせき)。「己が—の不平は」〈透谷・三日幻境〉
しゅく‐せき【宿昔】
昔から今までの間。従来。また、むかし。以前。「—青雲の志を達するは乱世に在り」〈福沢・福翁自伝〉
十年(じゅうねん)一昔(ひとむかし)
世の中は移り変わりが激しく、10年もたつともう昔のこととなってしまう。また、歳月の流れを、10年をひと区切りとして考えること。
せき【昔】
[音]セキ(漢) シャク(呉) [訓]むかし [学習漢字]3年 〈セキ〉過ぎ去った時。久しい以前。むかし。「昔時・昔日・昔年/往昔・古昔・在昔」 〈シャク〉に同じ。「今昔(こんじゃく)」 ...
その‐むかし【其の昔】
昔。また、それよりもっと昔。「—、山には魔物が住んでいた」
ちゅう‐せき【疇昔】
むかし。また、きのう。「夫人の優しく打解けたるさまは、毫も—に異ならざりき」〈鴎外訳・即興詩人〉
ちゅう‐むかし【中昔】
上古と近古との間。なかむかし。中古。
疾(と)うの昔(むかし)
とっくに過ぎ去った昔。ずっと以前。「問題は—に解決した」「—から決まっている」
疾(と)っくの昔(むかし)
ずっと以前。とうのむかし。「—に読んだ小説」