ほたるがわ【蛍川】
宮本輝の小説。富山県のいたち川のほとりを舞台に、少年竜夫の成長を描く。「文芸展望」誌の昭和52年(1977)10月号に発表。第78回芥川賞受賞。「泥の河」「道頓堀川」とあわせ三部作をなす。須川栄...
ほたるのはか【火垂るの墓】
野坂昭如(あきゆき)の小説。終戦間近の神戸市で、親を亡くした兄妹が懸命に生き延びようとする姿を描く。昭和42年(1967)発表。同年「アメリカひじき」とともに第58回直木賞受賞。昭和63年(19...
ホラー【horror】
恐怖。戦慄(せんりつ)。「—映画」
ホラー‐えいが【ホラー映画】
《horror picture》ショック・恐怖・戦慄をねらった映画。スリラー映画・オカルト映画と重なりあう部分が多い。
ホワイトアウト
真保裕一の長編小説。平成7年(1995)刊行。厳寒期の巨大ダムを占拠した武装集団に、ただ一人立ち向かう主人公の姿を描く。平成8年(1996)、第17回吉川英治文学新人賞受賞。映画化もされた。
ホワイトウオッシュ【whitewash】
1 うわべだけをとりつくろうこと。欠点や都合の悪い部分を隠して、体裁をよくすること。ホワイトウオッシング。 2 映画・演劇などで、原作やオリジナル作品では有色人種の役柄を、新たに制作する際に白人...
ホワイト‐リスト【white list】
好ましいもののリスト。優良企業や適格者、よい図書や映画の一覧など。ブラックリストに対していう。白表。→ホワイトリスト方式
ほん‐ばん【本番】
1 映画・テレビ・ラジオなどで、テストやリハーサルでなく、実際に撮影・放送・録音を行うこと。また一般に、練習でなく、本式に事を行うこと。「ぶっつけ—」 2 本格的にその時期になること。その物事の...
ほん‐ぺん【本編/本篇】
1 書物などで、主体となる部分。正編。 2 予告編に対して、実際に上映される映画のこと。 3 テレビドラマに対して、劇場で公開される映画のこと。 4 この編。
ほん‐や【本屋】
1 書物を売る店。また、その業者。出版社をさすこともある。書店。 2 (「ホン屋」とも書く)映画業界などで、脚本・シナリオを書く人。台本作家。 3 屋敷の中で主となる建物。母屋(おもや)。