かいだん【怪談】
《Kwaidan》小泉八雲の短編小説集。古典文学や民間伝承に取材した「耳なし芳一(ほういち)の話」「雪女」「むじな」など17編の怪談と、虫に関する3本の短編を収録する。1904年刊。 
小林正...
かいだん‐おち【階段落ち】
映画や演劇などで、人が階段を転げ落ちるシーン。役者やスタントマンに大きな危険が伴う。 [補説]映画「蒲田行進曲」は、ダイナミックな階段落ち自体と、危険なそのスタントを買って出る大部屋俳優の悲哀が見物。
カイロ‐こくさいえいがさい【カイロ国際映画祭】
エジプトの首都カイロで毎年11月から12月にかけて開かれる国際映画祭。第1回は1994年に開催。最高賞はゴールデンピラミッド。
かお‐あわせ【顔合（わ）せ】
［名］(スル) １ 集まり合うこと。特に、ある共通の目的のために、初めて会合すること。 ２ 演劇・映画などで、俳優が共演すること。「二大スターの—」 ３ 対抗試合などでの組み合わせ。「強豪どうしの—」
かき‐ぬき【書（き）抜き】
［名］(スル) １ 書き抜くこと。ぬきがき。抜粋。「論文の要旨を—する」 ２ 演劇や映画で、台本から一人一人の俳優のせりふを別々に書き抜いたもの。 ３ 幾つかの物の中で、自分の選ぶもの、好きなも...
かぎりなくとうめいにちかいブルー【限りなく透明に近いブルー】
村上竜の小説。1960年代後半の、米軍基地周辺に住む若者たちの生活を描く。昭和51年（1976）発表。同年、第19回群像新人文学賞、第75回芥川賞受賞。昭和54年（1979）、作者自身の監督・脚...
かくしけん【隠し剣】
藤沢周平による時代小説のシリーズ名。「隠し剣」と呼ばれる秘伝の剣術をめぐるさまざまなエピソードを描く。昭和51年（1976）から昭和55年（1980）にかけて、主として雑誌「オール読物」に連載さ...
かけ‐もち【掛（け）持ち】
［名］(スル)同時に二つ以上の仕事や役目を一人で受け持つこと。「二本の映画に—で出演する」
かげ‐ぜりふ【陰台詞／陰科白】
無声映画で、弁士が陰で画面の人物に代わってしゃべった台詞(せりふ)。
かげむしゃ【影武者】
黒沢明監督・脚本による映画の題名。昭和55年（1980）公開。武田信玄の影武者となった男の数奇な運命を描く。出演、仲代達矢、山崎努、萩原健一ほか。カンヌ国際映画祭パルムドール、セザール賞最優秀外...
