さらし‐ぬの【晒し布】
「晒し2」に同じ。
さらし‐ねぎ【晒し葱】
ねぎを小口切りや千切りにし、水にさらして辛みを抜いたもの。薬味として使う。
さらし‐の‐あいかた【晒の合方】
歌舞伎下座音楽の一。地歌の「さらし」が江戸三味線音楽に取り入れられたもので、多くは鳴り物の「さらし」を伴って、歌舞伎舞踊の布ざらしの部分、荒事(あらごと)の立ち回りや幕切れなどに用いられる。
さらし‐ば【晒し場】
1 布などを川の水で洗ってさらす場所。 2 「晒し3」を行う場所。
さらしめ【晒女】
歌舞伎舞踊。長唄。2世桜田治助作詞、4世杵屋六三郎作曲。文化10年(1813)江戸森田座初演。7世市川団十郎が近江(おうみ)八景になぞらえて踊った八変化「閏茲姿八景(またここにすがたはっけい)」...
さらし‐もの【晒し者】
1 人前で恥をかかされた人。「—になる」 2 江戸時代、晒しの刑に処せられた罪人。
さらし‐もめん【晒し木綿】
漂白した綿布。
さらし‐やね【晒し屋根】
天井板を張らない屋根。倉庫・車庫などに多い。
さらし‐ろう【晒し蝋】
精製して白色にさらした日本蝋。
さら・す【晒す/曝す】
[動サ五(四)] 1 日光・風に当てて干す。「布団を日に—・す」 2 風雨や日光の当たるままにしておく。「風雨に—・された石仏」 3 布などを水洗いしたり日光に当てたり、または薬品を用いたりして...