がん‐ぜん【眼前】
[名]目の前。ごく身近な所。まのあたり。目前(もくぜん)。「—に広がる景色」
[名・形動ナリ]明らかなこと。確かなこと。また、そのさま。「兄弟なることは—なり」〈曽我・一〉
き‐けい【奇景】
珍しくすぐれた景色。
き‐しょう【奇勝】
1 思いがけない勝利。また、思いもつかないような計略で勝つこと。奇捷(きしょう)。 2 珍しい景色。すばらしい景色。景勝。「天下の—」
きぬかけ‐やま【衣掛山】
京都市にある衣笠山(きぬがさやま)の異称。宇多法皇が夏に雪景色を所望して、この山に白衣をかけさせたところからの名という。
キネオラマ
《(和)kineorama キネマとパノラマの合成語》パノラマに色彩光線を当てて景色を変化させて見せる装置。明治末期から大正にかけての興行物。
きん‐けい【近景】
1 近くの景色。⇔遠景。 2 絵画や写真で、手前の方に見える景色。
きん‐つぎ【金継ぎ】
割れたり欠けたりした陶磁器を漆(うるし)で接着し、継ぎ目に金や銀、白金などの粉を蒔(ま)いて飾る、日本独自の修理法。修理後の継ぎ目を「景色」と称し、破損前と異なる趣を楽しむ。現代では漆の代わりに...
ぎん‐せかい【銀世界】
雪が一面に降り積もって白一色になっている景色。「一面の—」
くに‐み【国見】
天皇や地方の長(おさ)が高い所に登って、国の地勢、景色や人民の生活状態を望み見ること。もと春の農耕儀礼で、1年の農事を始めるにあたって農耕に適した地を探し、秋の豊穣を予祝したもの。「天の香具山登...
けい【景】
[名]景色。ながめ。その場のありさま。「白一色の冬山の—」
[接尾]助数詞。演劇で、幕をさらに細かく分けた場面を数えるのに用いる。「二幕三—」