はれ‐ぎ【晴(れ)着】
表立った場面で着る晴れやかな衣服。晴れ衣装。よそゆき。「—姿」
はればれ‐し・い【晴れ晴れしい】
[形][文]はればれ・し[シク] 1 晴れ渡っているさま。すっきりと明るいさま。「—・い空気を篏硝子(はめガラス)の外に眺めた」〈漱石・明暗〉 2 心にわずらいなどがなく晴れやかなさま。「—・い...
はれ‐らか【晴れらか】
[形動ナリ]「晴れやか」に同じ。「家の子郎等(らうどう)まで—に出でたちて」〈承久軍物語・二〉
眉(まゆ)を開(ひら)・く
心配事がなくなって、晴れやかな顔になる。愁眉(しゅうび)を開く。「文三の決心を聞いてお政は漸(ようや)く—・いて」〈二葉亭・浮雲〉
胸(むね)がす・く
心が晴れやかになる。すっとする。「—・く逆転ホームラン」
胸(むね)の隙(ひま)あ・く
心が晴れやかになる。「思ひ結ぼほるる事ども、少しづつ語り聞こえ給ふぞ、こよなく—・く心地し給ふ」〈源・早蕨〉