み‐ぎり【砌】
《「水限(みぎり)」の意で、雨滴の落ちるきわ、また、そこを限るところからという》 1 時節。おり。ころ。「暑さの—御身お大事に」「幼少の—」 2 軒下や階下の石畳。「—に苔(こけ)むしたり」〈宇...
南(みなみ)に翔(かけ)り北(きた)に嚮(むか)えども寒温(かんうん)を秋雁(しゅうがん)に付(つ)け難(がた)し
《「和漢朗詠」下から》雁は秋には南にかけり、春には北に向かって飛ぶが、かの蘇武(そぶ)がしたように、暑さ寒さの音信をその雁に託すこともできない。余りに遠くて音信不通であることをいう。
むし‐ぶろ【蒸(し)風呂】
四方を密閉し、湯気でからだを蒸し温める風呂。サウナ風呂など。かまぶろ。かまゆ。からぶろ。「—のような暑さ」
もう‐しょ【猛暑】
激しい暑さ。酷暑。
やわら・ぐ【和らぐ】
[動ガ五(四)] 1 程度のはなはだしかったものがおだやかな状態になる。しずまる。「暑さが—・ぐ」「痛みが—・ぐ」 2 堅苦しさやとげとげしさがなくなる。なごやかになる。「態度が—・ぐ」「表情...
ようだ【様だ】
[助動][ようだろ|ようだっ・ようで・ように|ようだ|ような|ようなら|○]用言、助動詞「れる」「られる」「せる」「させる」「ない」「たい」「らしい」「ます」の連体形、体言、一部の副詞に格助詞「...
よ‐えん【余炎/余焔】
1 消え残りのほのお。 2 夏の終わりのころの暑さ。残暑。
善(よ)く言(い)・う
1 十分に言う。「勉強するように—・っておくよ」 2 巧みに言う。「暑さ寒さも彼岸までとは—・ったものだ」 3 たびたび言う。「短気だと—・われる」 4 ぬけぬけと言う。言ってのける。「自分のこ...
りっ‐しゅう【立秋】
二十四節気の一。太陽の黄経(こうけい)が135度に達する日をいい、太陽暦で8月8日ごろ。暦の上で秋の始まる日で、以降の暑さを残暑という。《季 秋》「—の雨はや一過朝鏡/汀女」
りょう‐ほう【涼棚】
暑さを避け涼むために腰を下ろす台。涼み台。