ゆう‐かく【幽客】
1 世俗を離れて静かに暮らす人。 2 ランの別名。
ゆう‐きょ【幽居】
[名](スル)世を避けてひきこもって静かに暮らすこと。また、その住まい。閑居。「徒(いたず)らに—して堆書塵埃の裡に身を屈し」〈織田訳・花柳春話〉
ゆう‐しゅ【遊手】
[名](スル)手を遊ばせて使わないこと。転じて、職に就かず遊び暮らすこと。また、その人。「日本の士人等—して」〈新聞雑誌一四〉
ゆう‐しょく【遊食】
[名](スル)職業に就かず遊び暮らすこと。また、その人。徒食。「寺院に—していても、あたりまえのことのように思われて来た」〈藤村・夜明け前〉
ゆう‐せい【幽棲/幽栖】
[名](スル)俗世間から離れてひっそりと暮らすこと。また、その住居。
ゆう‐ふく【裕福】
[名・形動]財産や収入がゆたかで生活に余裕があること。また、そのさま。富裕。「—な家庭」「—に暮らす」 [派生]ゆうふくさ[名]
ゆうべのくも【夕べの雲】
庄野潤三による小説。昭和40年(1965)刊。丘の上の家で暮らす5人家族の日常を情緒豊かに描く。第17回読売文学賞受賞。
ゆう‐ゆう【悠悠】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 はるかに遠いさま。限りなく続くさま。「—たる大空」「—たる時の流れ」 2 ゆったりと落ち着いたさま。「老後を—と暮らす」「—たる面持ち」 3 十分に余裕のある...
ゆうゆう‐じてき【悠悠自適】
[名](スル)世間のことに煩わされず、自分の思いのままに暮らすこと。「—の生活」
世(よ)に◦経(ふ)
1 この世に生き長らえる。「花の色はうつりにけりないたづらに我が身—◦経るながめせしまに」〈古今・春下〉 2 出家の身ではなく、俗人として暮らす。「わが身も—◦ふる様ならず、跡絶えて止みなばや」...