まげき‐ざいく【曲げ木細工】
木材に熱・蒸気・圧力などを加えて曲げ、家具などを作ること。また、そうして作った製品。
まげ‐こ・む【曲げ込む】
[動マ五(四)]品物を質入れする。「細君の著替を一枚質屋に—・ませて」〈虚子・俳諧師〉
まげ‐しけん【曲げ試験】
板状や棒状の材料を曲げて、その強度を調べる試験。
まげ‐て【曲げて/枉げて】
[副]道理や意志に反して行動するさま。無理を承知で頼むときに使う。是が非でも。「そこをどうか—御承諾ください」
まげ‐もの【曲げ物】
1 檜(ひのき)・杉などの薄い板を円筒形に曲げ、桜や樺(かば)の皮でとじ合わせ、これに底をつけて作った容器。わげもの。 2 質種(しちだね)。質草(しちぐさ)。
まげ‐モーメント【曲げモーメント】
物体の断面に生じる応力のモーメント。部材に曲げを生じさせる偶力。
ま・げる【曲げる】
[動ガ下一][文]ま・ぐ[ガ下二] 1 まっすぐな物などを弓形にする。まがった状態にする。たわめる。「針金を—・げる」「腰を—・げる」 2 傾ける。傾斜させる。「首を—・げる」 3 (「枉げる」...
み【曲/回/廻】
《動詞「み(回)る」の連用形から》川・海・道などのぐるっと回り込んだ地形。「浦み」「里み」「隈(くま)み」など、複合語として用いられる。
めぐり‐みず【曲り水】
1 うねりまがって流れる水。きょくすい。 2 「曲り水の豊明」の略。
めぐりみず‐の‐とよのあかり【曲り水の豊明】
「曲水(きょくすい)の宴(えん)」に同じ。「後苑(みその)にいでまして、—きこしめす」〈顕宗紀〉