あめのうた【雨の歌】
《原題、(ドイツ)Regenlied》ブラームスのバイオリンソナタ第1番の通称。ト長調。全3楽章。1878年から1879年に作曲。第3楽章の主題に、自身が作曲した同名の歌曲を用いている。
アメリカじん【アメリカ人】
《原題、The American》ドボルザークの弦楽四重奏曲第12番。ヘ長調。1893年作曲。米国滞在中の代表作であり、五音音階や黒人霊歌を採り入れた作品として知られる。アメリカ。
アメージング‐グレース【Amazing Grace】
《驚くべき恩寵(おんちょう)の意》キリスト教の賛美歌の一。作詞者は英国人ジョン=ニュートン、作曲者は不詳。18世紀につくられたとされる。
あや‐おり【綾織(り)】
1 綾を織ること。また、その人。 2 「綾織物」に同じ。 3 「斜文(しゃもん)織り」に同じ。 4 曲芸の一。数本の竹の管や鞠(まり)などを交互に投げ上げて手玉にとる芸。
あやおり‐だけ【綾織(り)竹】
竹に色紙を螺旋(らせん)形に巻き、端に同色の房をつけたもの。踊りに、また、綾織りの曲芸に使う。綾竹。
あやぎり【綾切】
雅楽の舞曲。高麗楽(こまがく)。高麗壱越調(いちこつちょう)。四人舞。本来は女舞で、のちに男舞となる。愛妓女(あいぎじょ)。
あや‐とり【綾取り】
1 長さ50〜60センチの糸を輪にし、両手首や指に掛け、橋・川などの形を作りながら糸を掛け替えていく遊び。糸取り。《季 冬》 2 竹に綱をつけ、投げ上げては受け止める曲芸。また、その芸人。
あやのつづみ【綾鼓】
謡曲。四番目物。宝生(ほうしょう)・金剛流。女御に対するかなわぬ恋に絶望して死んだ庭掃きの老人の妄執を描く。→恋重荷(こいのおもに)
(綾の鼓)三島由紀夫の戯曲。
をモチーフとする1幕の近代...
あやめ‐ゆかた【菖蒲浴衣】
端午の節句に着た浴衣。しょうぶゆかた。 [補説]曲名別項。→菖蒲浴衣
あやめゆかた【菖蒲浴衣】
長唄。2世杵屋勝三郎・3世杵屋正次郎作曲。安政6年(1859)初演。勝三郎と5世芳村伊三郎との和解を記念し、また浴衣の宣伝もかねて作られたという。