やまのかみがみ【山の神々】
《原題The Gods of the Mountain》ダンセイニによる戯曲。1911年初演。7人の乞食が山にまつられた神々になりすまして施しを得ようとすることから始まる物語。
やまのまおうのきゅうでんにて【山の魔王の宮殿にて】
《原題、(ノルウェー)I dovregubbens hall》グリーグの管弦楽曲。「ペールギュント」第1組曲の第4曲。ロ短調。題の魔王とは、主人公が山の中で会った妖精トロールの王をさす。
やまんば【山姥】
謡曲。五番目物。世阿弥作とされる。山姥の曲舞(くせまい)の名人で百万(ひゃくま)山姥とよばれる遊女が、善光寺詣での途中、山で道に迷っていると、本物の山姥が現れ、曲舞を舞って山巡りのさまを見せる。...
や‐よ
[感] 1 呼びかけるときに発する語。やあ。やい。おい。「思ふらむ心のほどや。—、いかにまだ見ぬ人の聞きか悩まむ」〈源・明石〉 2 音曲などの囃子(はやし)のかけ声。「京に京にはやる起き上(や)...
やよい‐どき【弥生土器】
弥生文化の土器。東京都の弥生町貝塚で発見された土器が機縁となって命名。セ氏600〜800度程度で焼成した赤焼き軟質土器で、貯蔵用の壺、深鍋としての甕(かめ)、盛りつけ用の鉢・高坏(たかつき)など...
ゆうがお【夕顔】
源氏物語第4巻の巻名。また、その女主人公の名。初め頭中将(とうのちゅうじょう)に愛されて玉鬘(たまかずら)をもうけるが、のち光源氏の寵を受け、ある夜、物の怪(け)に襲われて急死する。
謡曲。...
ゆうき‐づ・ける【勇気付ける】
[動カ下一]励まして、やろうという意気込みを持たせる。勇気をあたえる。「落ち込んだときに—・けられた曲」
ゆう‐けん【勇健】
[名・形動] 1 力強く、すこやかなこと。また、そのさま。「—な体躯(たいく)をそなえた、何かせずにはいられないような人だ」〈藤村・千曲川のスケッチ〉 2 「雄健2」に同じ。
ゆう‐げい【遊芸】
遊び・楽しみのためにする芸事。歌舞音曲・茶の湯・生け花など。
ゆうこう‐じょふ【遊行女婦】
各地をめぐり歩き、歌舞音曲で宴席をにぎわした遊女。うかれめ。