うちうら‐わん【内浦湾】
北海道南西部、渡島(おしま)半島の東側にある湾。湾口に室蘭港がある。噴火湾。
うち‐おとり【内劣り】
外面はりっぱであるが、内容が貧弱なこと。「その帝をば—の外(と)めでたとぞ、世の人申し」〈大鏡・伊尹〉
うち‐かくし【内隠し】
《「うちがくし」とも》洋服の内側にあるポケット。内ポケット。
うち‐かた【内方】
1 うち。家の中。「女房と母親のみは去るべきところなければ—に残り居れば」〈露伴・辻浄瑠璃〉 2 商家で、店に対して家族の生活している所。「でっちは、又—へ聞こゆる程手本読みて手習ひするは」〈浮...
うち‐かぶと【内兜/内冑】
1 兜の眉庇(まびさし)の内側。また、そこに接する額(ひたい)の部分。 2 内々の事情。特に、弱点。
内兜(うちかぶと)を見透(みす)か・す
相手の内情や弱点を見抜く。足もとを見る。「飛んだ—・されましたが」〈露伴・椀久物語〉
うち‐かんれい【内管領】
鎌倉時代、執権北条氏の家司(けいし)。元来は北条氏の家政を執る私的な役職にすぎなかったが、鎌倉末期には執権の後見役として政務を処理し権勢を振るった。ないかんれい。
ない‐かんれい【内管領】
⇒うちかんれい
うち‐がけ【内掛(け)】
相撲のきまり手の一。四つに組んで一方の足を相手の足の内側に掛けて後ろへ倒す技。→外掛け
うち‐がし【内貸し】
[名](スル)報酬・賃金などの一部を前払いすること。