お・う【終ふ】
[動ハ下二]「お(終)える」の文語形。
お・える【終える】
[動ア下一][文]を・ふ[ハ下二] 1 続けてきたことを済ませる。終わらせる。「学業を—・える」「収穫を—・える」⇔始める。 2 続いてきたことが終わる。「仕事が—・えたら、つきあうよ」
おわ‐コン【終わコン】
《多く「オワコン」と書く》俗に、流行を過ぎた商品やサービス。終わったコンテンツの略。
おわ‐ハラ【終わハラ】
《「就職活動終われハラスメント」の略。多く「オワハラ」と書く》企業が採用活動において、学生に内定を出す条件として、以降の他社への就職活動をやめるよう強要すること。
おわらざるなつ【終わらざる夏】
浅田次郎の長編小説。平成22年(2010)、上下2巻で刊行。太平洋戦争末期の昭和20年(1945)夏に召集令状を受け取り北の孤島に渡った男たちの運命を描く。第64回毎日出版文化賞受賞。
おわり【終(わ)り】
1 物事が終わること。また、終わろうとするところ。最後。しまい。果て。「話はこれで—だ」「週の—の二日」⇔始め。 2 一生の最後。死。臨終。終焉(しゅうえん)。
おわりなきさくてき【終わりなき索敵】
谷甲州の長編SF小説。航空宇宙軍史シリーズの作品の一。平成5年(1993)刊。翌平成6年(1994)、第25回星雲賞受賞。
おわりなきたび【終わりなき旅】
井出孫六の著書。中国残留孤児を描いた長編ルポルタージュ。昭和61年(1986)刊行。同年、第13回大仏(おさらぎ)次郎賞受賞。副題は「中国残留孤児の歴史と現在」。
おわり‐ね【終(わ)り値/終値】
取引所で、立会時間の最後に行われる取引で成立した値段。特に、後場の最後の取引で成立した値段のこと。⇔始値。→大引け値段 [補説]大引けで売買が成立しない場合は、大引け値段は存在せず、ザラ場で最後...
おわりね‐かんよ【終(わ)り値関与】
特定の銘柄の終値を意図的に高くまたは安くするために、取引終了間際に売買の注文を出し、約定させること。繰り返し行うと、金融商品取引法で禁止されている変動操作取引とみなされるおそれがある。