がち【月】
1 《謡曲「松風」の「月は一つ、影は二つ、三つ(満つ)汐(しほ)の」からという》江戸時代、上方の遊里で、揚げ代1匁の下級女郎のこと。汐(3匁)・影(2匁)の下位。 2 《「がんち(頑痴)」の音変...
がつ【月】
⇒げつ
きく‐づき【菊月】
陰暦9月の異称。《季 秋》
き‐げつ【忌月】
忌日(きにち)のある月。祥月(しょうつき)。命月(めいげつ)。きづき。
き‐げつ【期月】
1 前もって定めた期限の月。 2 満1か月。
き‐げつ【虧月】
満月から新月までの間の、欠けて細くなってゆく月。⇔盈月(えいげつ)。
きさらぎ【如月/更衣/衣更着】
陰暦2月の異称。《季 春》「—やふりつむ雪をまのあたり/万太郎」
き‐づき【忌月】
「きげつ(忌月)」に同じ。「三月(やよひ)は故宮(こみや)の御—なり」〈源・少女〉
きゅう‐しょうがつ【旧正月】
陰暦の正月。《季 春》「道ばたに—の人立てる/草田男」
きょうか‐すいげつ【鏡花水月】
鏡に映った花や水に映った月のように、目には見えながら手にとることができないもの。また、言葉では表現できず、ただ心に感知するしかない物事。