ありえ◦ない【有り得ない】
1 あるはずがない。ありそうもない。そうなる可能性がない。「時間が逆に進むことは—◦ない」 2 信じられない。「—◦ないことが起きた」
ありおう【有王】
平家物語や源平盛衰記などの登場人物。俊寛僧都の下僕で、鬼界ヶ島に流された主人を訪ね、その死をみとる。
ありおう‐ざん【有王山】
京都府南部、綴喜(つづき)郡井手町の東部にある山。後醍醐(ごだいご)天皇が笠置(かさぎ)山から落ち延びた所。
あり‐かず【有り数】
人がこの世に生きる年の数。「わたつうみの浜のまさごを数へつつ君が千歳(ちとせ)の—にせむ」〈古今・賀〉
あり‐かた【在り方/有り形】
1 ある物事の、当然そうでなければならないような形や状態。物事の、正しい存在のしかた。「会議の—」「福祉の—」 2 現にある、存在のしかた。ありさま。ありがたち。「その消息(あるかたち)及び地形...
ありが【有賀】
姓氏の一。 [補説]「有賀」姓の人物有賀長伯(ありがちょうはく)有賀長雄(ありがながお)
あり‐がお【有り顔】
いかにも何かがありそうな顔つきやようす。もっともらしい態度。「うつくしうおはすと、—に聞こえなして」〈栄花・衣の珠〉
あり‐がた【有(り)難】
《形容詞「ありがたし」の語幹》めったにないこと。また、かたじけないこと。「をかしうも—の世やとも思ひ居給へり」〈源・蜻蛉〉
あり‐がた・い【有(り)難い】
[形][文]ありがた・し[ク]《あることがむずかしい、の意から》 1 人の好意などに対して、めったにないことと感謝するさま。「—・い助言」「—・く頂戴する」 2 都合よく事が進んでうれしく思うさ...
ありがた‐が・る【有(り)難がる】
[動ラ五(四)] 1 人の好意などに対して、ありがたいという気持ちをもつ。また、それを態度に表す。 2 神仏をとうとぶ。また、あるものを特に重んじる。「最新機器ばかりを—・るのも考えものだ」