ふ‐ゆう【富有】
[名・形動]財産を多く持つこと。また、そのさま。金持ち。「—な家に生まれる」
ぶん‐ゆう【分有】
[名](スル)一つのものをいくつかに分けて所有すること。「権利を—する」
へい‐ゆう【併有】
[名](スル)二つ以上のものを同時にあわせもつこと。「富と権力を—する」
ほう‐ゆう【包有】
[名](スル)包みもつこと。内にもつこと。「ただ恋しいのは、万千子と共に—した、あの自然の理解の時代である」〈三重吉・小鳥の巣〉
ほ‐ゆう【保有】
[名](スル)自分のものとして持っていること。「株式を—する」
ほん‐う【本有】
《連声(れんじょう)で「ほんぬ」とも》仏語。 1 本来的な存在。初めから有ること。 2 四有(しう)の一。生まれてから死ぬまでの身。
ほん‐ぬ【本有】
「ほんう」の連声(れんじょう)。
ほん‐ゆう【本有】
[名](スル)生まれながらに備えていること。固有。生得。
み‐ぞ‐う【未曽有】
《「未(いま)だ曽(かつ)て有らず」の意》 1 今までに一度もなかったこと。また、非常に珍しいこと。希有(けう)。みぞうう。「—の大地震」 2 十二分経の一。仏・菩薩(ぼさつ)による奇跡を記した経典。
みん‐ゆう【民有】
民間の所有。私人または私法人の所有。私有。「—林」⇔官有。