まつ‐よい【待宵】
1 《翌日の十五夜の月を待つ宵の意》陰暦8月14日の夜。小望月(こもちづき)。《季 秋》「—を終(つひ)に雨来し梢かな/句仏」 2 来るはずの人を待つ宵。「—のふけゆく鐘の声きけばあかぬ別れの鳥...
めいげつはちまんまつり【名月八幡祭】
池田大伍による新歌舞伎。河竹黙阿弥による世話物の歌舞伎狂言「八幡祭小望月賑(よみやのにぎわい)」を改作したもの。大正7年(1918)、歌舞伎座にて初演。
メトン‐しゅうき【メトン周期】
紀元前433年に古代ギリシャの天文学者メトン(Metōn)により発見された暦学上の周期。235朔望月(さくぼうげつ)と19太陽年とがほぼ等しいというもの。19太陰年に閏(うるう)月を7回置くこと...
もちづき【望月】
姓氏の一。 [補説]「望月」姓の人物望月玉蟾(もちづきぎょくせん)望月三英(もちづきさんえい)望月信亨(もちづきしんこう)
もちづき【望月】
謡曲。四番目物。主君安田友治の敵の望月秋長を討とうとした小沢刑部友房が、安田の妻子に芸をさせ、みずからも獅子を舞い、すきを見て望月を殺す。
もちづき‐の‐こま【望月の駒】
平安時代以降、毎年陰暦8月の望月のころ、諸国から献上した馬。「あふさかの関の清水に影見えて今やひくらむ—」〈拾遺・秋〉
もちづき‐の‐まき【望月の牧】
平安時代以降、信濃の望月に設けられた官牧。