なぐさめ‐ぐさ【慰め種/慰め草】
心を慰める材料。心をいやすもととなるもの。「命侍らむ限りは、何か朝夕の—にて見過ぐしつべし」〈源・東屋〉
にごう‐はん【二合半】
1 2合5勺(約0.45リットル)のこと。 2 《1日5合の扶持米(ふちまい)を朝夕二度に分けて食べたところから》武家の下級の奉公人。また、身分の低い奴(やっこ)などを卑しめていう語。
に‐や
[連語] 《断定の助動詞「なり」の連用形+係助詞「や」》 1 ㋐文中にあって連体形の結びを伴う用法。…で…か。「朝夕の宮仕へにつけても、人の心をのみ動かし、恨みを負ふつもり—ありけむ」〈源・桐...
はい‐たもとお・る【這ひ徘徊る】
[動ラ四]「はいもとおる」に同じ。「若子(みどりこ)の—・り朝夕(あさよひ)に音(ね)のみそ我(あ)が泣く君なしにして」〈万・四五八〉
はさ【稲架】
《挟(はさ)む、の意。「はざ」とも》竹や木を組んだ、刈った稲を掛けて乾かす設備。稲掛け。《季 秋》「—の道朝夕きよくなりにけり/林火」
はしら‐かし【走らかし】
「走らかし汁」の略。「黒米に—に朝夕(てうせき)おくれば」〈浮・一代女・四〉
ひえ‐こみ【冷え込み】
気温がひどく下がること。寒さが強くなること。「朝夕の—が厳しくなる」
ひゃくはち‐の‐かね【百八の鐘】
寺院で朝夕、108回または略して18回、梵鐘(ぼんしょう)をつくこと。特に、大晦日(おおみそか)の除夜の鐘をさす。1年の、十二か月・二十四節気・七十二候の合計数とも、百八煩悩を覚まし除くためとも...
ほっけ‐じっこう【法華十講】
法華経8巻を8座とし、開経の無量義経1巻、結経の観普賢経1巻を加えて10座とし、これを1日1座の10日、または朝夕2座の5日間に分けて講じること。
ほっけ‐はっこう【法華八講】
法華経8巻を8座に分け、ふつう1日に朝夕2座講じて4日間で完了する法会。八講会。八講。