き‐じ【木地】
1 年輪や木材繊維の粗密などによる、木材の地質。木理(もくり)。木目(もくめ)。 2 漆などの塗料を塗る前の、白木のままの木材・指物(さしもの)・器物。 3 ろくろ挽(び)き、木彫りなどの細工を...
きじ‐し【木地師】
⇒木地屋(きじや)
きじ‐ぬり【木地塗(り)】
木目(もくめ)を生かして木地に漆を薄く塗ること。また、その漆器。木地。
きじ‐びき【木地挽き】
木地を粗挽きすること。木地のままで盆・椀(わん)・玩具などの細工をすること。また、その職人。木地屋。
きじ‐まきえ【木地蒔絵】
木地の木目(もくめ)を生かして、漆を塗らずに蒔絵を施すこと。また、そのもの。
きじ‐もの【木地物】
木地びきのままの、何も塗っていない器物。
きじ‐や【木地屋】
木地びきを職業とする家。また、その人。木地びき。木地師。
きじろ‐ぬり【木地蝋塗(り)】
漆芸の技法の一。透き漆を塗って素材の木目(もくめ)を生かす塗り方。