いき‐の‐した【息の下】
1 息の絶えようとする臨終の状態。「苦しい—から哀願する」 2 息をひそめて小声で話すこと。「わづかなる声聞くばかり言ひ寄れど、—に引きいれ、言(こと)少ななるが」〈源・帚木〉 [補説]この句の...
いきる【生きる】
乙川優三郎の時代小説。藩主亡き後、追い腹を禁じられながら生きる武士の苦悩を描く。平成14年(2002)刊行。同年、第127回直木賞受賞。
黒沢明監督・脚本による映画の題名。昭和27年(195...
いき・れる【熱れる/熅れる】
[動ラ下一]熱気のためにむっとする。「梅雨後(つゆあがり)の勢のよい青草が—・れて」〈啄木・鳥影〉
い‐ぎ【居木】
馬具の鞍橋(くらぼね)の部分の名。前輪(まえわ)と後輪(しずわ)をつなぐために渡した木で、乗り手が尻を据える所。
い‐ぎょう【異形】
[名・形動]普通とは違う怪しい形・姿をしていること。また、そのさま。「—の者」「樹木が—な姿を空に現わした」〈梶井・闇の絵巻〉
いく‐じゅ【育樹】
[名](スル)植えた樹木の手入れをすること。「—活動」
イグアナ【iguana】
有鱗(ゆうりん)目イグアナ科の爬虫(はちゅう)類の総称。原始的なトカゲで、約600種が含まれ、狭義にはそのうちの30種をさす。尾が長く、全長1〜2メートル。背に刃状の突起をもつ。ガラパゴス諸島に...
い‐ぐし【斎串】
《斎(い)み清められた串の意》 1 榊(さかき)や笹などの小枝に幣(ぬさ)をかけて神に供えるもの。玉串。いみぐし。 2 物を刺す木や竹の串の総称。
いけ‐がき【生(け)垣/生け籬】
丈の低い樹木を植え並べてつくった垣根。
いけずき【生唼/生食】
佐々木高綱(ささきたかつな)が源頼朝から賜った名馬の名。→宇治川の先陣争い