いた【板】
1 材木を薄く平たく切ったもの。「床に—を張る」 2 金属・石または合成樹脂などを薄く平たくしたもの。「—ガラス」「ブリキ—」 3 まな板。 4 「板場(いたば)」「板前(いたまえ)」の略。「—...
いたい‐け【幼気】
[形動][文][ナリ]《「いた(痛)きけ(気)」の音変化で、心が痛むくらいいじらしいさまをいう》 1 子供などの痛々しく、いじらしいさま。「—な遺児」 2 幼くてかわいいさま。「—な女の子」 3...
いた‐え【板絵】
木の板に描いた絵画。西洋中世の祭壇画、東洋の厨子(ずし)扉絵など。
いた‐かぶ【板株】
近世、書物の版木を所有する権利。現在の版権にあたる。
いたく‐しゃげき【依託射撃】
正確に照準を定めるために、樹木など支えとなるものに銃をもたせかけて行う射撃。
いたける‐の‐みこと【五十猛命】
日本書紀で、素戔嗚尊(すさのおのみこと)の子。木種(こだね)をもって天降(あまくだ)り、大八洲国(おおやしまぐに)をことごとく青山にしたという。古事記にみえる大屋毘古命(おおやびこのみこと)と同...
いた‐ごし【板輿】
屋根と左右両側を白木板で張り、前または前後に簾(すだれ)を掛けた輿。上皇・公卿・僧が遠行に用いた。
いた‐ざい【板材】
木材を薄く製材したもの。厚さにより四分板・六分板・一寸板などといい、長さは6尺(約1.8メートル)のものが多い。
いたずら‐ぶし【徒臥し】
「徒寝(いたずらね)」に同じ。「君は解けても寝られ給はず、—と思さるるに」〈源・帚木〉
いた‐ちがい【板違い】
格天井(ごうてんじょう)などで、隣り合う板の種類や木目を交互に変えて張ること。