イリインスキー【Il'inskiy/Ильинский】
ロシア連邦、サハリン州(樺太)南部の町。ユジノサハリンスクの北約150キロメートル、間宮海峡に面する。酪農と木工加工業が盛ん。1945年(昭和20)以前の日本領時代には久春内(くしゅんない)とよ...
いりやま‐ふだ【入山札】
贈り物とする樽酒に添える木札。上部は山形で、「入」の形に細板が組んである。贈り主の名などを書く。
いる‐さ【入るさ】
《「さ」は接尾語》月などのはいる時、または、はいる方角。いりがた。多くは歌枕「いるさの山」にかけて用いる。「夕月夜—の山の木隠れにほのかにも鳴くほととぎすかな」〈千載・夏〉
いれ‐き【入れ木】
木版の彫刻を改作するときに、その箇所に別の木を埋め込むこと。
いれ‐こ・む【入れ込む/入れ籠む】
[動マ五(四)] 1 人や物を1か所に入れる。他のものの中に入れて、位置させる。「余計な石や植木などを—・んだらしい庭の造り方」〈有島・或る女〉 2 熱中する。夢中になる。のぼせる。「パソコン...
いれ‐ちが・える【入れ違える】
[動ア下一][文]いれちが・ふ[ハ下二] 1 あるものを出して別のものを入れる。入れ変える。「冬物と春物を—・える」 2 互い違いになるようにする。「木を—・えて組む」 3 まちがえて入れる。入...
いれ‐ふだ【入れ札】
1 投票。「お前達の間で—をして見ちゃ、どうだい」〈菊池寛・入れ札〉 2 入札(にゅうさつ)。「大勢請負人を集め、—をさせる」〈黄・金生木〉
いろ‐いた【色板】
1 木版の色刷りに用いる版木。 2 さまざまな形の板に、色をつけたもの。子供の遊び道具。
いろえたつたがわもんすかしぼりそりばち【色絵竜田川文透彫反鉢】
江戸時代中期の陶工・画家、尾形乾山作の陶器の鉢。腰が丸く張り、縁が外側に反った鉢の内側から縁に向けて、流水、楓(かえで)の木、紅葉の葉を描き、紅葉の名所竜田川の風景を表現したもの。国指定重要文化...
いろ‐づ・く【色付く】
[動カ五(四)] 1 果実などが熟してきて色がつく。「柿の実が—・く」 2 草木の葉が赤や黄に変色する。紅葉する。「銀杏(いちょう)並木が—・く」 3 性に目覚める。色気づく。「—・く年ごろ」...