うおがしものがたり【魚河岸ものがたり】
森田誠吾の長編小説。築地魚河岸を舞台に、秘密を抱えた男と魚河岸で暮らす人々との心の交流を描く。昭和60年(1985)刊行。同年、第94回直木賞受賞。昭和62年(1987)テレビドラマ化。
ウオツカ【(ロシア)vodka】
《「ウオッカ」「ウオトカ」とも》大麦・ライ麦を主原料としたロシアの代表的な蒸留酒。発酵後蒸留し、木炭層を通して脱臭する。特別に香りをつけたものはズブロウカとよぶ。アルコール分が40〜60パーセン...
うおつき‐りん【魚付(き)林】
保安林の一。魚類の繁殖と保護を目的に、伐採を制限または禁止している岸近くの森林。木につく虫・微生物が水中に入ってえさとなり、また水面上に大きな影を落とし、魚類の好む暗所をつくる。うおつきばやし。
ウオルナット【walnut】
クルミの木および実。また、くるみ材。家具材などに用いられる。
うか・ぶ【浮(か)ぶ/泛かぶ】
[動バ五(四)] 1 物が液体の表面や中間、または空中に存在する。浮く。「雲が—・ぶ」「ボートが湖水に—・ぶ」「太平洋に—・ぶ島」⇔沈む。 2 物が液体の表面や空中などに、底から離れて上がる。...
うが・つ【穿つ】
[動タ五(四)]《上代は「うかつ」》 1 穴をあける。掘る。また、突き通す。貫く。「雨垂れが石を—・つ」「トンネルを—・つ」 2 押し分けて進む。通り抜けて行く。「石は灌木の間を—・って崖の下へ...
うき【浮き/浮子/泛子】
1 浮くこと。また、浮く具合。 2 釣りで、当たりを知るために、またえさを所定の深さに置くために、釣り糸につける浮標。棒うき・玉うき・電気うきなどがある。 3 水中に敷設した漁網の位置を知るため...
うき‐ぎ【浮(き)木】
《「うきき」とも》 1 水の上に浮かんでいる木片。 2 船。いかだ。「—に乗りて河の水上を尋ね行きければ」〈今昔・一〇・四〉 3 マンボウの別名。
浮(う)き木(ぎ)の亀(かめ)
「盲亀(もうき)の浮木(ふぼく)」に同じ。
うき‐ぐつ【浮き沓】
1 江戸時代の浮き具で、布袋に入れた漆塗りの木筒。大きいもの一つを背に、小さいもの二つを胸の左右にひもで連ねて身につけるようにしたもの。 2 馬につけると、自由自在に水上を走ることができると信じ...