わり‐つぎ【割(り)接ぎ】
接ぎ木の一。台木に切り込みをつけ、くさび形に削った接ぎ穂を差し込んで固く縛り、活着させる方法。
わり‐ふ【割(り)符】
1 木片などの中央に証拠となる文字を記し、また証印を押して、二つに割ったもの。当事者どうしが別々に所有し、後日その二つを合わせて証拠とした。符契。符節。割り札。わっぷ。 2 後日の証拠となるもの...
わ‐りんご【和林檎】
バラ科の落葉高木。高さ約3メートル。春に白色の5弁花が咲き、秋に小形の実を結ぶ。中国の原産で、果樹としても栽培された。
われ‐だけ・し【我猛し】
[形ク]《古くは「われたけし」》得意ぶっている。えらそうにしている。「—・く言ひそし侍るに」〈源・帚木〉
われは‐がお【我は顔】
自分こそはという思い上がった顔つき。また、得意そうなようす。「—にて家のうちを飾り、人に劣らじと思へる」〈源・帚木〉
わ‐ろうそく【和蝋燭】
和紙や灯心草(藺(い))を灯心に用い、木蝋(もくろう)を塗り重ねて作ったろうそく。福島・愛知・福井・京都・愛媛などの工芸品。⇔洋蝋燭。
わろ‐もの【悪者】
才能も教養もない者。程度の低い者。「—は、わづかに知れる方のことを残りなく見せつくさむと思へるこそ」〈源・帚木〉
わん【椀/碗/埦/盌】
[名]飯・汁などを盛る木製・陶磁製などの半球形の器。 [接尾]助数詞。わんに盛った飯や汁などを数えるのに用いる。「一—の吸い物」
わん‐しゃ【腕車】
人力車の異称。「綱ッ引きの—を塩尻の旧宅に急がせた」〈木下尚江・良人の自白〉
わん‐ぴ【黄枇/黄皮木】
ミカン科の常緑小高木。葉は長楕円形の小葉からなる羽状複葉。4月ごろ白い花が咲き、初夏に黄色い小形の実を結ぶ。実は食用。中国南部の原産。