パンパン
《語源未詳》第二次大戦後の日本で、進駐軍兵士を相手にした街娼(がいしょう)。パンパンガール。
ひぐらしすずり【日暮硯】
江戸時代、信州松代藩家老恩田杢(おんだもく)による藩政改革の事績を筆録した書。1巻。著者・成立年未詳。恩田は宝暦4年(1754)家老に就任、改革に実績をあげた。
ひこひめしき【孫姫式】
平安時代の歌学書。1巻。著者・成立年ともに未詳。和歌四式の一。歌病(かへい)や長歌の歌体などを説いたもの。和歌式。
ひさかた‐の【久方の】
[枕]「天(あめ・あま)」「空」「月」「雲」「雨」「光」「夜」「都」などにかかる。「うらさぶる心さまねし—天(あめ)のしぐれの流れあふ見れば」〈万・八二〉 「—月は照りたり暇(いとま)なく海人(...
ひさ‐ぎ【楸】
植物の名。キササゲ、またはアカメガシワというが未詳。「ぬばたまの夜のふけゆけば—生ふる清き川原に千鳥しば鳴く」〈万・九二五〉
ひさくに【久国】
鎌倉前期、山城の刀工。粟田口国家の子。後鳥羽院の番鍛冶となり、「師徳鍛冶」を拝命。現存する作品は、国宝・重文に指定されている。生没年未詳。
ひじ・る
[動ラ四]盗む。奪う。「この金を那智若衆めに…—・り取らりょと致した」〈浄・千本桜〉 [補説]歴史的仮名づかいを「ひぢる」とする根拠未詳。
ひそ‐でら【比曽寺/比蘇寺】
奈良県吉野郡大淀町にあった寺。聖徳太子の創建と伝えられるが未詳。礎石・瓦などが残っている。
ひゃくれんしょう【百錬抄/百練抄】
鎌倉時代の歴史書。17巻。初めの3巻は散逸。編者・成立年ともに未詳。武家方の「吾妻鏡」と対照をなす、公家方の編年体による記録。冷泉(れいぜい)天皇から後深草天皇までを収録。
ひょうたじるいしょう【平他字類抄】
鎌倉末期の漢和辞書。3巻。著者・成立年ともに未詳。上巻は字を「色葉字類抄」にならって意義分類して平声(ひょうしょう)と他声の別を示し、下巻は字を訓のいろは別に分けて並べ、平声と他声の別を記述する...