かちかち‐やま【かちかち山】
日本の昔話の一。室町末期の成立か。悪い狸(たぬき)に婆(ばば)を殺された爺(じじ)のために、兎(うさぎ)が敵討ちをする。
かっぽれ
大道芸の一。江戸末期、住吉踊りの影響を受けて願人坊主が始めたもの。明治中期が全盛で、歌舞伎・寄席にも取り入れられた。また、その際にうたわれる俗謡。 歌舞伎舞踊。常磐津(ときわず)。本名題「初...
かとう‐しゅう【裹頭衆】
平安末期の、裹頭姿の諸大寺の僧兵をいう。
かぶき‐ぞうし【歌舞伎草子】
初期歌舞伎、特に女歌舞伎のようすや、歌舞伎踊りの歌謡などを記した草子。室町末期から江戸初期にかけての成立と考えられ、4種が現存。
かべ‐ちょろ【壁著羅/壁千代絽】
縦糸に縮緬(ちりめん)糸、横糸に壁糸を使って、細かい皺(しぼ)を出した絹織物。江戸末期に帯地などに用いた。壁縮緬。
かま‐し【釜師】
茶の湯釜の製作者のこと。室町末期に専門工が現れ、桃山時代には西村道仁(にしむらどうにん)・辻与次郎(つじよじろう)などの名工が出た。
かみ‐かぜ【神風】
1 神が吹き起こすという風。特に、元寇(げんこう)の際に吹いた激しい風。 2 第二次大戦末期、日本軍の特別攻撃隊に冠した名称。神風(しんぷう)特別攻撃隊。→特攻隊 3 《2から転じて》その行...
カヤキョユ【Kayaköyü】
トルコ南西部にある廃村。フェティエの南西約10キロメートルに位置する。中世末期よりギリシャ正教会のキリスト教徒が居住。第一次大戦後のトルコ独立戦争において、ギリシャとの間で住民交換が行われ、一時...
かり‐しょうぞく【狩装束】
1 公家(くげ)が狩りに出るときの装束。普通は狩衣(かりぎぬ)に狩袴(かりばかま)を着た。 2 平安末期から、武士が狩りをするときの装束。水干または直垂(ひたたれ)をつけ、行縢(むかばき)をはき...
カリーニングラード‐だいせいどう【カリーニングラード大聖堂】
《Kafedral'nïy sobor v Kaliningrade/Кафедральный собор в Калининграде》ロシア連邦西部の都市カリーニングラードにあるカトリック教...