か‐だい【火大】
仏語。四大(しだい)・五大・六大の一。温かさを本性とし、ものを成熟させる作用があるもの。
仮面(かめん)を被(かぶ)・る
本心・本性を隠して、違ったもののように繕う。「善人の—・る」
仮面(かめん)を脱(ぬ)・ぐ
隠していた正体・本性を現す。
から【故/柄】
1 目的・目標を表す。ため。「我が—に泣きし心を忘らえぬかも」〈万・四三五六〉 2 原因・理由を表す。ため。ゆえ。「あにもあらぬ己(おの)が身の—人の子の言も尽くさじ我も寄りなむ」〈万・三七九九...
かん‐ぎょう【観行】
仏語。自分の心の本性を観照する修行。観心(かんじん)の行法。
かん‐じん【観心】
仏語。観法の一。自己の内心の本性をよく観察すること。天台宗で重んじる。
我(が)を出(だ)・す
隠していた、わがままな本性を現す。
き‐しょう【帰性】
仏語。迷いのない本性に帰ること。法性の真実に行き着くこと。
金箔(きんぱく)が剝(は)・げる
上辺だけの飾りがとれて、隠れていた実質・本性が現れる。めっきがはげる。
くう‐がん【空観】
仏語。一切の存在には本性がなく、実体をもたないという真理を観想する方法。