もと‐がしわ〔‐がしは〕【本^×柏】

の解説

《「もとかしわ」とも》

1. １ 冬も落葉しないで残った柏の葉。大嘗会 (だいじょうえ) のとき、その葉を酒に浸し、神饌 (しんせん) にそそいだ。

   1. 「いその神ふるから小野の—本の心は忘られなくに」〈古今・雑上〉

1. ２ 古くから関係のあるもの。

   1. 「太政大臣 (おほきおとど) の御方には中の兄 (このかみ) にて、—にもおはすれど」〈狭衣・一〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

goo辞書とは

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典（国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など）と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。