さい【材/財】
〈材〉⇒ざい 〈財〉⇒ざい
さい‐ぼう【尖棒/撮棒/材棒】
《「さきぼう」の音変化》ヒイラギなどで作った災難よけの棒。また、武器として用いる堅木の棒。→鉄尖棒(かなさいぼう)「ただ大きなる—ばかり持ちたる」〈著聞集・一二〉
ざい【材】
1 材木。木材。「通し柱に太い—を使ってある」 2 原料。材料。「印の—に角(つの)を用いる」 3 才能。また、才能のある人。「国家有用の—」
ざい【材】
[音]ザイ(呉) サイ(漢) [学習漢字]4年 1 原料となる木。「材木/角材・製材」 2 原料となるもの。「材料/器材・教材・鋼材・資材・取材・素材・題材」 3 役に立つ素質・能力。「逸材・人...
ざい‐かん【材鑑】
木材の標本。ふつう、樹木の幹を一定の大きさに切りそろえた、樹皮や断面、木材組織などの観察や調査が可能なものをさす。
ざい‐しつ【材質】
1 木材の性質。「—の堅い木」 2 材料としての性質。「—のいい毛布」
ざいしつ‐ふきゅうきん【材質腐朽菌】
⇒木材腐朽菌
ざい‐しゅ【材種】
1 木材を用途・形・寸法などに応じて区分した種類。 2 材料の種類。
ざい‐せき【材積】
木材・石材などの体積。
ざい‐もく【材木】
樹木を切り出して建築物・製品材料などに用いられるようにしたもの。ふつう、角板や板の形をしているものをいう。木材。