おんがくのじょうだん【音楽の冗談】
《原題、(ドイツ)Ein musikalischer Spaß》モーツァルトの室内楽曲。1787年作曲。二つのホルンと四つの弦楽器のための六重奏であり、村人のぎこちない演奏を模したフレーズや和音...
オング‐エル‐ジュメル【Ong El Jemel】
チュニジア南部の村。ネフタの北西約10キロメートル、アルジェリアとの国境近くの砂漠地帯に位置する。映画撮影の舞台としても有名。
おん‐けん【恩眷】
めぐみや情けをかけること。目をかけていつくしむこと。「仇敵となせしものの家に往き、—を求る事はなしがたく」〈中村訳・西国立志編〉
オンコセルカ‐しょう【オンコセルカ症】
《oncocerciasis》回旋糸状虫という細長い糸状の線虫、オンコセルカによって起こる風土病。皮下に大きなこぶ状の腫瘤(しゅりゅう)を作り、激しいかゆみと発疹を伴う。幼虫が血管を通って目に至...
おんたけ‐じんじゃ【御嶽神社】
長野県王滝村にある神社。御嶽大神(国常立尊(くにのとこたちのみこと)・大己貴命(おおなむちのみこと)・少彦名命(すくなびこなのみこと))を祭り、御嶽山(おんたけさん)上に奥社、山麓(さんろく)に...
おんでんのすいしゃ【穏田乃水車】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。現在の渋谷区原宿付近にあたる穏田村の水車小屋と、遠くに見える富士山を描いたもの。
おんなころしあぶらのじごく【女殺油地獄】
浄瑠璃。世話物。三段。近松門左衛門作。享保6年(1721)大坂竹本座初演。大坂天満の油屋河内屋の次男与兵衛が放蕩(ほうとう)のあげく、同業の豊島屋の女房お吉を殺して金を奪い、捕らえられる。油地...
おんな‐だゆう【女太夫】
1 江戸時代、菅笠をかぶり、三味線・胡弓(こきゅう)の弾き語りをして歩いた女の門付け芸人。正月には鳥追いとなった。 2 浄瑠璃・水芸・奇術などの演芸をする女芸人。 歌舞伎の変化舞踊「七小町...
オークニクスブール‐じょう【オークニクスブール城】
《Château du Haut-Kœnigsbourg》フランス北東部、グラン‐エスト地方アルザス、バ‐ラン県の村、オルシュビエにある城塞。ボージュ山脈の標高755メートルに位置する。中世に築...
オーバーアマーガウ【Oberammergau】
ドイツ南部、バイエルン州の村。1633年のペスト流行の際、同村では奇跡的に被害が少なかったことを神に感謝し、以来、10年ごとにキリスト受難劇が演じられている。オーバーアマガウ。