まつば‐づえ【松葉杖】
足の不自由な人が用いる杖。上辺が松葉のように二またになっているもの。
まほう‐の‐つえ【魔法の杖】
1 魔法使いが、魔法をかけるときに用いるという杖。魔法棒。魔杖(まじょう)。 2 (比喩的に)それがあれば、さまざまな物事が思い通りに運ぶであろう道具や手段など。「パソコンはいわば現代の—だ」「...
み‐しら・す【見知らす】
[動サ四] 1 ひどい目にあわせる。思い知らせる。「腹の立つきほひ口に、叔母をも知らいで—・した」〈浄・女腹切〉 2 「する」「なす」の俗な言い方。やらかす。やっつける。「小半酒(こなからざけ...
みつえ‐しろ【御杖代】
神や天皇の杖代わりとなって奉仕する者。特に、伊勢神宮の斎宮(さいぐう)、賀茂神社の斎院をいう。「—と定めてたてまつり給ふ事は」〈祝詞・斎内親王奉入時〉
むち‐うち【鞭打ち/鞭ち】
1 鞭で打つこと。 2 江戸時代、拷問(ごうもん)の一。被疑者を後ろ手に縛り、左右の手首を両肩の下まで締め上げ、箒尻(ほうきじり)と呼ばれる拷問杖でたたくもの。 3 「鞭打ち症」の略。
メランコリアいち【メランコリアⅠ】
《原題、(ドイツ)Melencholia Ⅰ》デューラーの版画。縦24センチ、横18.5センチ。頰杖をついて思索にふける天使の姿を描く。「書斎の聖ヒエロニムス」「騎士と死と悪魔」とともに、デュー...
やそ‐さか【八十坂】
1 80歳の老境。八十路(やそじ)の坂。「—にかかる」 2 多くの坂。「—を越えよときれる杖なれば」〈落窪・三〉
やもめ‐ずみ【寡住み/鰥住み】
「やもめぐらし」に同じ。「—したる男の、文書きさして、頰杖(つらづゑ)つきて」〈かげろふ・下〉
ゆ
[助動][え|え|ゆ|ゆる|ゆれ|○]《上代語》四段・ナ変・ラ変動詞の未然形に付く。 1 受け身の意を表す。…れる。「手束杖腰にたがねてか行けば人に厭(いと)はえかく行けば人に憎まえ」〈万・八〇...
ゆん‐だけ【弓丈/弓長】
《「ゆみだけ」の音変化》弓ひと張りの長さ。ふつう7尺5寸(約2.27メートル)。弦(つる)を張らない弓の末弭(うらはず)から本弭(もとはず)までの長さを一杖(ひとつえ)として測量の基準とした。ゆ...