みず‐かぶり【水被り】
宮城県登米(とめ)市北部、米川地区で毎年2月に行われる火伏せの祭り。顔に煤(すす)を塗り身体に注連縄(しめなわ)を巻いた男らが、水を浴びながら町をねり歩く。見物人は装束の藁(わら)を引き抜き、各...
みず‐ごけ【水蘚/水苔】
ミズゴケ科の蘚(せん)類の総称。日本では約40種が知られ、高山や北日本の湿地に生え、長年の間に高層湿原をつくる。高さ5〜15センチ、淡緑色で、茎から数本の枝が束生して葉をつける。葉は吸水力が大き...
みず‐ごろも【水衣】
能装束の一。単(ひとえ)の広袖で衽(おくみ)のある上衣。僧侶や尉(じょう)・姥(うば)・男・女・子方などに広く用いる。
みせ‐びらか・す【見せびらかす】
[動サ五(四)]自慢らしく見せつける。誇示する。「札束を—・す」「新車を—・す」
みちくさ【道草】
夏目漱石の小説。大正4年(1915)発表。大学教授である主人公健三が、世俗的社会に束縛され、孤独に生きるさまを描いた自伝的作品。
みっ‐けい【密契】
秘密に結んだ約束。密約。
みつ‐あみ【三つ編み】
3本のひもや、3束に分けた髪を一つに組み合わせて編むこと。また、その編み方や、そのように編んだ髪形。三つ組み。
みつやく‐がいこう【密約外交】
国民に詳しい内容を知らせることなく、国の代表者同士が秘密裡に交渉を行い、密かに約束を交わすこと。
み‐てぐら【幣/幣帛】
《「御手座(みてぐら)」の意という。「みてくら」とも》神に奉納する物の総称。布帛(ふはく)・紙・玉・兵器・貨幣・器物・獣類など。また、のちには御幣をもいう。幣束。幣帛(へいはく)。ぬさ。
み‐とし【御年】
穀物、特に稲。また、稲作。「取り作らむ奥(おき)つ—を八束(やつか)穂の茂(いか)し穂に」〈祝詞・祈年祭〉