こう‐らい【後来】
1 こののち。行く末。将来。「手を取って—を語ることも出来ず」〈左千夫・野菊の墓〉 2 遅れて来ること。また、その人。「呼び入れて、—とて酒すすめて」〈沙石集・九〉
こおう‐こんらい【古往今来】
[副]昔から今に至るまで。古今。古来。
こはば‐おうらい【小幅往来】
相場が比較的わずかな範囲で上下に値動きすること。
こ‐らい【古来】
昔から今まで。古くから。副詞的にも用いる。「—の伝統」「人生七十—稀なり」
こん‐らい【今来】
1 今まで。現在に至るまで。「古往—」 2 現在。〈日葡〉
ごち‐にょらい【五智如来】
仏語。密教の五智に配当される五人の如来。大日(法界体性智)・阿閦(あしゅく)(大円鏡智)・宝生(平等性智)・阿弥陀(妙観察智)・不空成就(成所作智)の五如来。五智の如来。
ご‐にゅうらい【御入来】
「入来」の尊敬語。他人の来訪を敬っていう。「先生の—」
さい‐らい【再来】
[名](スル) 1 過去にあったのと同じ事柄・状態がまた起こること。「平和な時代が—する」 2 一度死んだ人が再びこの世に生まれ出ること。生まれ変わり。「キリストの—といわれる人」
さい‐らい【西来】
西から来ること。西方の国から渡来すること。せいらい。「仏教の—」
さ‐らい【再来】
[語素]週・年月などを表す語の上に付いて、次の次の、翌々という意を表す。 [補説]「日(にち)」には、「明後(みょうご)」を用いる。