けい‐ぼ【傾慕】
[名](スル)深く心を寄せてしたうこと。「人心を服せしかば、—する者甚だ多くなりて」〈箕作阮甫訳・玉石志林〉
けい‐ぼ【景慕】
仰ぎしたうこと。「肥人を—するものは肥人に及ばず」〈小林雄七郎・薩長土肥〉
けい‐よう【形容】
[名](スル) 1 物事の姿・性質・ありさまなどを言い表すこと。また、他のものにたとえて表現すること。「言葉では—できない美しさ」 2 物事のかたち・ありさま。形状。「巌や山や幽邃なる森林や、其...
けい‐りん【桂林】
1 カツラの林。また、美しい林。 2 文人の仲間。
けいりん【鶏林】
《新羅(しらぎ)の脱解王が、城の西方の始林に白鶏の鳴くのを聞き、始林を鶏林と改めたという「三国史記」の故事から》新羅の異称。転じて、朝鮮の異称。
けいりんげっしょう【桂林月宵】
日本画家、東山魁夷が描いた障壁画。唐招提寺御影堂(みえいどう)の梅の間を飾る。鑑真が約1年間滞在した中国の景勝地、桂林の風景を墨一色で描いたもの。昭和55年(1980)に「揚州薫風」「黄山暁雲」...
桂林(けいりん)の一枝(いっし)
《晋の郤詵(げきしん)が進士に合格したとき、「桂林の一枝を得たにすぎない」と帝に言ったという「晋書」郤詵伝の故事から》わずかな出世。
け‐じょう【毛上】
地盤上の天産物を地盤と区別していう語。山林・原野の樹木・草、田畑の作物など。
けずり‐ぶし【削り節】
かつお節やさば節などを薄く削ったもの。→おかか [補説]JAS(日本農林規格)では、カツオ・サバ・マグロなどの荒節・枯節を削ったもののほか、イワシ・アジなどの煮干しを削ったもの、また、その二つを...
けず・る【梳る】
[動ラ五(四)]《「削る」と同語源》くしで髪をとかす。くしけずる。「髪ノ毛ヲ—・ル」〈和英語林集成〉