うん‐かい【雲海】
1 高山の山頂や飛行機から見下ろしたときに、一面に広がって海のように見える雲の上面。《季 夏》「—や太き幹ほど濡れて立つ/楸邨」 2 雲がはるかに見える、果てしない海原。「—沈々として、青天既に...
うん‐さい【雲際】
雲の果て。はるかな空。「—に聳(そび)ゆる大男が」〈魯庵・社会百面相〉
えい【詠/咏】
1 詩歌を作ること。また、その詩歌。「一首の御—を遊ばしてくだされけり」〈平家・六〉 2 詩歌を声を長く引いてうたうこと。朗詠。「いかにも歌は、—の声によるべきもの」〈古来風体抄・上〉 3 舞楽...
えい‐えん【永遠】
[名・形動] 1 いつまでも果てしなく続くこと。時間を超えて存在すること。また、そのさま。「—に残る名曲」「—のスター」「—に語り伝える」 2 哲学で、それ自身時間の内にありながら、無限に持続す...
エリダノス【Ēridanos】
ギリシャ神話に出てくる川。極北あるいは西の果てにあると考えられていた。エリダヌス。
おう‐じょう【往生】
[名](スル) 1 仏語。現世を去って仏の浄土に生まれること。特に、極楽浄土に往(い)って生まれ変わること。 2 死ぬこと。「大—を遂げる」 3 あきらめて、行動などをやめ、おとなしくすること。...
おうにん‐の‐らん【応仁の乱】
応仁元年〜文明9年(1467〜1477)、細川勝元と山名宗全の対立に将軍継嗣問題や畠山・斯波(しば)両家の家督争いが絡んで争われた内乱。戦いは京都で始まり、のち諸国の大名・小名が勝元(東軍)・宗...
おく‐か【奥処】
《「おくが」とも》 1 奥深い所。果て。「常知らぬ国の—を」〈万・八八六〉 2 時間的にへだたった所。将来。「家にてもたゆたふ命波の上に思ひし居れば—知らずも」〈万・三八九六〉
おち‐ゆ・く【落(ち)行く】
[動カ五(四)] 1 遠くへ逃げていく。「最果ての地に—・く」 2 結局は、そこに行き着く。帰着する。「いろいろ意見はあるが—・く先は一つだ」 3 落ちぶれていく。劣っていく。「—・くけぢめこそ...
おわり【終(わ)り】
1 物事が終わること。また、終わろうとするところ。最後。しまい。果て。「話はこれで—だ」「週の—の二日」⇔始め。 2 一生の最後。死。臨終。終焉(しゅうえん)。