めい‐ぎ【名義】
1 名前。特に、書類などに所有者・責任者などとして表立って記される名前。「妻の—で預金する」「—を借りる」 2 名に応じて、守るべき義理。名分。「—を立てる」 3 表向きの理由。名目。「教育費に...
めい‐れい【螟蛉】
1 「青虫(あおむし)」に同じ。 2 《ジガバチが青虫を養い育てて自分の子とするという故事から》養子のこと。「一族某の子を—として」〈読・唐錦・三〉
ゆう・す【揖す】
[動サ変]上体をかがめて会釈する。また、あいさつする。「某氏を—・し、之(これ)を送り出だせしとなり」〈中村訳・西国立志編〉
よ‐ざかり【世盛り】
1 栄華をきわめること。また、その時期。全盛。「其頃は某省の高等官で—の父の体面もあったのであろう」〈二葉亭・其面影〉 2 若くて元気盛んなこと。若盛り。「—の頃は縁談の数々有りけるを」〈紅葉・...
ろう‐き【牢記】
[名](スル)しっかり心にとどめて忘れないこと。銘記。「父のために憂え、某のために惜んで、心にこれを—していた」〈鴎外・渋江抽斎〉
ローマのきゅうじつ【ローマの休日】
《Roman Holiday》米国の映画。1953年作。監督はワイラー。ローマを舞台に、ヨーロッパの某国王女と米国人新聞記者の1日だけの恋を描く。第21回米国アカデミー賞で3部門を受賞。
わそうびょうえ【和荘兵衛】
談義本。4巻。遊谷子作。安永3年(1774)刊。長崎の商人四海屋荘兵衛が漂流し、不老不死国をはじめ、女護(にょご)が島や大人国・小人国などを遍歴して日本へ帰るまでを描く。同8年、沢井某作「和荘兵...