こんごう‐がき【金剛垣】
「金剛柵(さく)」に同じ。
こんごう‐さく【金剛柵】
寺院の仁王門(におうもん)の前面、または周囲の腰部に設ける格子状の柵。格子の頭部の形が金剛杵(しょ)に似ているのでいう。金剛垣。
さい【砦】
[人名用漢字] [音]サイ(漢) [訓]とりで とりで。「砦柵(さいさく)/山砦・城砦・鹿砦(ろくさい)」
さい‐さく【砦柵】
敵の侵入を防ぐため、城塞の垣として設ける木や竹の柵。
さか‐もぎ【逆茂木】
敵の侵入を防ぐために、先端を鋭くとがらせた木の枝を外に向けて並べ、結び合わせた柵(さく)。さかもがり。鹿砦(ろくさい)。鹿角砦(ろっかくさい)。
さく【柵】
[常用漢字] [音]サク(漢) [訓]しがらみ とりで 1 木や竹などで編んだ垣根。「竹柵・鉄柵」 2 とりで。「城柵」
さく‐いたべい【柵板塀】
柵の裏に板を張った塀。
さく‐ごえ【柵越え】
柵を越えること。特に野球で、打球が外野と観客席の間の柵を越えてホームランになること。オーバーフェンス。
さく‐もん【柵門】
城柵の入り口の門。
さんなき‐ぐるま【三泣き車】
荷車の一。車輪は二輪で小さく、梶棒が長く、車台の後方に鉄の荷受け柵を設けたもの。商家の丁稚(でっち)などが荷物の運搬に用いた。丁稚は苦労するので泣き、仲仕は職を奪われて泣き、車はきしんで泣くよう...