エージービー‐せい【AGB星】
《asymptotic giant branch stars》恒星の進化の最終段階において、中心核の炭素と酸素が縮退し、その外層でヘリウムと水素が核融合を起こしている星。太陽質量の3倍から8倍程...
エータ‐ちゅうかんし【η中間子/エータ中間子】
核力を仲介する素粒子。中間子の一。電荷は中性、スピンは零。崩壊して光子、またはπ中間子になる。日本の坂田昌一が提唱した素粒子の複合模型「坂田模型」においてその存在が予言され、1961年に発見された。
エー‐ティー‐ビー‐エム【ATBM】
《anti-tactical ballistic missile》対戦術弾道弾迎撃ミサイル。主として短距離・非核弾頭の戦術弾道ミサイルによる攻撃を防ぐもの。
エー‐ディー‐シー【ADC】
《assured destruction capability》確証破壊能力。核の先制攻撃を受けた後でも、確実に相手国に報復攻撃ができる能力。
おうしざ‐ティーがたせい【牡牛座T型星】
原始星から恒星に進化する途中にある太陽程度の小質量の天体。牡牛座のT星という変光星にちなむ。重力エネルギーの解放によって輝き、水素の熱核融合は起こっていない。内部温度が上昇して水素燃焼が始まると...
オガネソン【oganesson】
超アクチノイド元素、超ウラン元素の一。2002年、ロシアと米国の共同研究チームが、カルシウムとカリホルニウムの原子を衝突させて生成した。ウンウンオクチウム(ununoctium、Uuo)の暫定名...
おきなわへんかん‐みつやく【沖縄返還密約】
昭和47年(1972)の沖縄返還に際して、日米間で結ばれたとされる合意・密約。有事の際の米軍による核兵器の持ち込み、および軍用地の原状回復費用の肩代わりに関するもの。平成21年(2009)9月か...
オクタコア‐プロセッサー【octa-core processor】
《「オクタ」はギリシャ語で8の意》八つのコア(演算回路の中核部分)を集積したマイクロプロセッサー。異なる処理を独立して同時に実行できるため、総合的な実行効率が上がる。オクタコアCPU。→クアッド...
オクロ‐の‐てんねんげんしろ【オクロの天然原子炉】
《Oklo natural nuclear reactors》ガボン南東部の都市フランスビルの北西約60キロメートルにあるウラン鉱床。鉱床中の放射性同位体の存在比が、通常地球上で見られる値と大き...
おだか‐がた【尾高型】
東京式アクセントの分類のうち、単語の最後の拍にアクセント核がある型。「やま↓(山)」「いもうと↓(妹)」など。これらは単独で発音しても語の内部では音調の下降がないが、語の後に助詞や「です」などが...