おも‐ね【主根】
⇒しゅこん(主根)
しゅ‐こん【主根】
種子の胚(はい)の幼根がそのまま伸びて太くなった根。周囲に側根を出す。双子葉植物・裸子植物にみられる。おもね。直根。
しゅ‐こん【種根】
1 植物の種子が発芽するときに初めに出る根。種子根。 2 生まれ。素性。「師光は阿波の国の者、—田舎者なりけり」〈盛衰記・四〉
しゅっ‐こん【宿根】
1 仏語。前世から持っているとされる能力や素質。 2 「宿根草」の略。
しょう‐こん【小根】
仏語。小乗の教えを信じるのにふさわしい機根。小機。
しょう‐こん【性根】
一つのことを最後までなしとげる気力。根気。根性。「—が尽きる」
しょうごいん‐だいこん【聖護院大根】
ダイコンの一品種。根は丸みを帯びて大きく、柔らかくて甘い。原産地は京都の聖護院。
しょう‐ね【性根】
1 その人の根本の心構え。心の持ち方。根性(こんじょう)。こころね。「—を据えてかかる」「—の腐ったやつ」「—を入れかえる」 2 確かな心。正気。「暫し—も付かざりしが」〈浄・松風村雨〉 3 物...
しょうりく‐こん【商陸根】
ヤマゴボウの根を裂いて乾燥させた生薬。漢方で利尿剤などに用いる。
しら‐ね【白根】
植物の茎や根の、地中にある白い部分。しろね。