いね【伊根】
京都府与謝郡の地名。丹後半島の北東部に位置する。同名の湾に建ち並ぶ舟屋群で知られるほか、浦島伝説を伝える浦嶋神社などがある。
イリス‐こん【イリス根】
《イリスは、(ラテン)Iris》ニオイイリス・ムラサキイリスなど、アヤメ科植物の根茎を乾燥させたもの。粉末にして歯磨きなどの香料や健胃剤とする。
いわい‐だいこん【祝(い)大根】
ダイコンの一品種。直径3センチ程で細く小さい。輪切りにして、正月の雑煮に用いる。奈良県を中心に、主に関西で栽培される。
いわ‐が‐ね【岩が根/石が根】
1 イラクサ科の落葉低木。暖地に自生し、高さ約2メートル。枝は斜めに伸び、暗紫色。葉は長楕円形で先がとがり、縁にぎざぎざがある。雌雄異株。小花が球状に群がってつく。胡椒木(こしょうぼく)。やぶま...
いわ‐ね【岩根】
1 岩の根元。 2 どっしりと根を据えた大きな岩。いわがね。いわお。「白雲のたなびく山を—踏み越え隔(へな)りなば」〈万・四〇〇六〉
うき‐ね【浮き根】
《「うき」は泥地の意》泥の中に生えている菖蒲(あやめ)などの根。和歌で「憂き音(ね)」と掛けて用いる。「—のみ袂(たもと)にかけしあやめ草引き違(たが)へたる今日ぞうれしき」〈栄花・浦々の別〉
うん‐こん【雲根】
《雲の生じるもとの意》高山、または岩石。「雲は石より生ずるによりて、石を—と云ふぞ」〈中華若木詩抄・中〉
うん‐どん‐こん【運鈍根】
⇒運根鈍(うんこんどん)
え‐こん【慧根】
仏語。五根の一。煩悩(ぼんのう)を抑え、悟りを開かせる働きのある智慧(ちえ)。
えだ‐ね【枝根/支根】
主根(おもね)から分かれ出た根。側根。しこん。