らっ‐きょう【辣韮/薤/辣韭】
ヒガンバナ科の多年草。鱗葉(りんよう)で覆われた卵形の地下茎をもち、葉は線形で根際から出る。秋、高さ約40センチの花茎を伸ばし、紫色の小花を球状につける。中国の原産。鱗茎(りんけい)を漬物にし、...
ラナンキュラス【(ラテン)Ranunculus】
キンポウゲ科の多年草。球根から、三つに裂けている葉を出し、春に白・桃・紅・橙赤・黄色などの花が咲く。品種が多く、五弁のものから数十弁のものまであり、観賞用。中近東・地中海沿岸の原産で、ハナキンポ...
ラベンナ【Ravenna】
イタリア北東部の工業都市。アドリア海近くにあり、古代ローマの艦隊根拠地として発展。西ローマ帝国の帝都、東ゴート王国の首都として繁栄、16世紀初めローマ教皇領となった。ビザンチン式モザイクの施され...
らん【蘭】
1 ラン科の単子葉植物の総称。約2万5000種が熱帯を中心に広く分布。地中に根をはる地生のほか着生・腐生もあり、ふつう多年草。花びら・萼(がく)とも3枚ずつで、1枚は形や色の変化した唇弁となり、...
ランカティラカ‐じいん【ランカティラカ寺院】
《Lankatilaka Temple》スリランカ中部の都市キャンディの郊外にある仏教寺院。市街南西約20キロメートルの岩山の上に位置する。14世紀半ば、ガンポラ王朝のブワネカバフ4世の時代の...
り【利】
[音]リ(呉)(漢) [訓]きく とし [学習漢字]4年 1 刃が鋭い。よく切れる。「利器・利剣/鋭利」 2 頭の回転がはやい。さとい。かしこい。「利口・利根・利発」 3 通りをよくする。「利水...
り【理】
1 物事の筋道。ことわり。道理。 ㋐不変の法則。原理。理法。「自然の—」 ㋑論理的な筋道。理屈。ものの道理。「—の通らぬ話」「—を尽くす」「盗人にも三分の—」 2 中国宋代の哲学で、宇宙の根本原...
り【裏】
[音]リ(呉)(漢) [訓]うら うち [学習漢字]6年 〈リ〉 1 表の反対側。うら。「裏面/表裏」 2 物の内側。「胸裏・禁裏・庫裏(くり)・心裏・内裏(だいり)・脳裏」 3 その状態で。...
り‐か【籬下】
垣根のそば。低い位置にあることのたとえ。「前人の—に立ちて」〈漱石・草枕〉
りきほん‐せつ【力本説】
哲学で、一切の存在の根源にあるものは力であって、それによって生成・運動・状態などが成立するとする立場。ライプニッツが代表的。力動説。ダイナミズム。