かつらタフト‐きょうてい【桂タフト協定】
明治38年(1905)、米国のウィリアム=タフト陸軍長官と桂太郎首相の間で結ばれた秘密協定。米国のフィリピン統治と日本の韓国に対する優越支配を相互に承認した。
かつら‐づつみ【桂包み】
室町時代、庶民の女性が長い布で頭を包み、前で結んで余りを左右に分けて挟んだもの。京都の桂女(かつらめ)の風俗から始まるという。桂巻き。
かつらにほんけんちくにおけるでんとうとそうぞう【桂日本建築における伝統と創造】
《「桂」は「KATSURA」とも書く》写真家、石元泰博による桂離宮の写真集。昭和28年から29年(1953〜1954)にかけて撮影したモノクロ写真の集成で、昭和35年(1960)に刊行。テキスト...
かつら‐の‐みや【桂宮】
四親王家の一。正親町天皇皇子誠仁(のぶひと)親王の子、智仁(としひと)親王に始まる。初め八条宮、のち常盤井宮・京極宮と称し、光格天皇皇子第9代盛仁(たけひと)親王のとき桂宮の称号を賜った。明治...
かつら‐はま【桂浜】
高知市南部、浦戸湾口の西岸の浜。五色の玉石が多い。月の名所としても名高い。
かつらはま‐すいぞくかん【桂浜水族館】
高知県高知市にある水族館。昭和6年(1931)桂浜の浜辺に開館。館内からは太平洋を一望できる。
かつら‐はるだんじ【桂春団治】
上方の落語家。 1 (初世)[1878〜1934]大阪の生まれ。本名、皮田藤吉。のち岩井姓。独特の芸風と、奇行にみちた実生活で人気があった。 2 (3世)[1930〜2016]大阪の生まれ。本...
かつらひめ【桂姫】
宮崎三昧の小説。明治23年(1890)刊。
かつら‐ぶね【桂舟】
京都の桂川を上り下りした舟。
かつら‐ぶんじ【桂文治】
[1846〜1911]落語家。6世。江戸の人。名人といわれ、道具・鳴り物・声色(こわいろ)入りの芝居噺(しばいばなし)を大成した。