あん・ずる【案ずる】
[動サ変][文]あん・ず[サ変] 1 考えをめぐらす。考え出す。いろいろ工夫する。「一計を—・ずる」 2 心配する。思い煩う。気遣う。「—・ずるには及ばない」「将来を—・ずる」 3 はっきりしな...
うまやかじ【厩火事】
落語。厩の火事で馬よりも家来の身を案じた孔子の故事にならい、髪結いの女房が、亭主の愛情を試そうと、大切な瀬戸物を割る。亭主は女房の身を案じるが、それはけがをされては、自分が食い上げになるからであった。
おき‐ふし【起(き)伏し/起き臥し】
[名](スル)起きたり寝たりすること。また、日常の生活。「一人では—もままならない」「同じ部屋に—する」 [副]寝てもさめても。いつも。「—息子の行く末を案じる」
き‐づか・う【気遣う】
[動ワ五(ハ四)]あれこれと気にかけて心配する。案じる。「安否を—・う」
ひ‐けい【秘計】
1 秘密のはかりごと。「—を案じる」 2 間に入って取り持つこと。仲介。周旋。「—を廻らして、誤り無き旨を宥(いう)ぜられ」〈義経記・四〉
ぶん‐じゃく【文弱】
[名・形動]学問や芸事にばかりふけっていて弱々しいこと。また、そのさま。「—な(の)息子を案じる」
み‐の‐うえ【身の上】
1 その人にかかわること。また、その人の境遇。「不幸な—」「—を案じる」 2 人間の運命。「—を占う」
みょう‐けい【妙計】
すぐれた計略。巧妙な計略。妙策。「—を案じる」
ゆき‐さき【行(き)先】
1 「ゆくさき1」に同じ。「—を決めず旅に出る」 2 「ゆくさき2」に同じ。「息子の—を案じる」
ゆく‐え【行方】
1 行くべき方向。向かっていく先。「—を定めずに旅立つ」 2 行った方向。行った先。「—が知れない」「—をくらます」 3 今後のなりゆき。また、将来。前途。「外交の—を見守る」「—を案じる」 [...