かかし【案山子/鹿驚】
《「かがし」とも》 1 竹やわらで作った人形。蓑(みの)や笠をつけて田畑に立て、人に見せかけて鳥などが作物を荒らすのを防ぐ。もと、鳥獣がその臭気を嫌って近づかぬよう、獣肉や毛髪などを焼いて竹など...
かかし‐あげ【案山子揚(げ)】
長野県地方の稲の収穫祭。陰暦10月10日に田から案山子を引きあげ、外庭・土蔵などの清浄な場所にまつるもの。《季 冬》
かかしおうじ【かかし王子】
《原題、(ハンガリー)A fából faragott királyfi》⇒木製の王子
そおず【案山子】
「そおど」の音変化。「あしひきの山田の—おのれさへ我をほしてふうれはしきこと」〈古今・雑体〉
そおど【案山子】
かかし。そおず。「久延毘古(くえびこ)は、今に山田の—といふぞ」〈記・上〉