たいこう‐ぎり【太閤桐】
紋所の名。桐の花と葉を図案化したもので、豊臣秀吉が愛用したといわれる。
とう【桐】
[人名用漢字] [音]トウ(漢) [訓]きり 〈トウ〉木の名。キリ。「桐油/梧桐(ごとう)」 〈きり(ぎり)〉「青桐」 [名のり]ひさ
とう‐ぎり【唐桐】
ヒギリの別名。
はすのは‐ぎり【蓮の葉桐】
ハスノハギリ科の常緑高木。小笠原や沖縄の海岸にみられ、樹皮は灰白色。葉は卵形で革質。淡黄緑色の花が咲き、苞(ほう)に包まれた黒い実を結ぶ。防風林などとする。
はり‐ぎり【針桐】
ウコギ科の落葉高木。山地に自生。枝にとげがあり、葉は手のひら状に裂けていてキリに似る。7月ごろ、黄緑色の小花が球状に集まったものが傘状につき、藍色の丸い実を結ぶ。材をげた・家具などに使用。栓(せ...
ひ‐ぎり【緋桐】
シソ科の落葉低木。高さ約1メートル。葉はキリに似て心臓形。夏から秋、赤色の小花を円錐状につける。インドネシア原産。唐桐。
まえ‐ぎり【前桐】
箪笥(たんす)などで、前部の板だけに桐材が使ってあること。また、そのもの。総桐などに対していう。
やき‐ぎり【焼き桐】
器物・下駄などに趣を出すため、桐材の表面を火で焦がし、模様のように木目を出したもの。
やま‐ぎり【山桐】
1 アブラギリの別名。 2 ハリギリの別名。