ゲバ‐ぼう【ゲバ棒】
《「ゲバ」は「ゲバルト」の略》学生運動で、デモや闘争の際に武器として使用される角材。昭和42年(1967)ごろから用いられた語。
こそこそ‐どろぼう【こそこそ泥棒】
「こそ泥」に同じ。
ことじ‐ぼう【琴柱棒】
《頭部が琴柱を逆さにした形に似ているところから》刺股(さすまた)の異称。
粉屋(こなや)の泥棒(どろぼう)
《粉屋に入った泥棒は粉にまみれてまっ白になるところから》白粉(おしろい)を厚く塗った女をあざけっていう語。
こん‐ぼう【棍棒】
1 相当な長さのある木の棒切れ。ぼう。てこ。「—でなぐる」 2 新体操で用いる手具の一。木製で、手元は細く、次第に太くなっている徳利(とくり)状のもの。インディアンクラブ。→新体操
コンラージ‐ぼう【コンラージ棒】
微生物を含む試料を、寒天培地に均一に塗布するための棒状の器具。先端がT字または三角形になっており、滅菌して用いる。金属・ガラス・プラスチック製のものがある。スプレッダー。
ごか‐ぼう【五家宝/五荷棒】
蒸したもち米をのして細かくきざみ、乾燥させて砂糖と水飴(みずあめ)とで固めて棒状にし、きな粉を水飴で練ったものを巻いた菓子。享保年間(1716〜1736)上州五箇村の人が始めたといわれ、現在は埼...
さいとり‐ぼう【才取り棒】
左官の助手が、壁土などをのせて下から差し出すのに使う道具。長い棒の先に、板またはわん形のものがつけてある。
さい‐ぼう【尖棒/撮棒/材棒】
《「さきぼう」の音変化》ヒイラギなどで作った災難よけの棒。また、武器として用いる堅木の棒。→鉄尖棒(かなさいぼう)「ただ大きなる—ばかり持ちたる」〈著聞集・一二〉
さき‐ぼう【先棒】
1 他人の手先となって行動すること。また、その人。「お—を担(かつ)ぐ」→御先棒(おさきぼう) 2 駕籠(かご)などを二人で担ぐとき、前のほうを担ぐこと。また、その人。先肩(さきかた)。⇔後棒。