げいぶん【芸文】
明治35年(1902)森鴎外・上田敏らを中心に創刊された文芸雑誌。第2号で廃刊。
げん‐し【原始】
1 物事のはじめ。おこり。元始。「—の地球」 2 初期の段階であること。組織・構造などが単純で、未分化・未発達なこと。「—キリスト教」 3 自然のままで、人為の加えられていないこと。「—の森林」
げんしりょく‐はつでんしょ【原子力発電所】
原子力発電の方式による発電所。世界で初めて民生用として建設されたのはソ連(現ロシア)のオブニンスク原子力発電所で、1954年に運転開始。日本初は東海発電所。原発(げんぱつ)。→原子炉[補説] [...
げんせい‐りん【原生林】
昔から現在まで、一度も人手が加えられたことのない、自然のままの森林。原始林。 [補説]書名別項。→原生林
コイバ‐とう【コイバ島】
《La isla de Coiba》パナマ南西部の沖合約30キロメートル、太平洋にある島。同国の島の中で最大の面積をもつ。スペイン植民地時代まで先住民が居住。20世紀に流刑地となった。深い森林に...
こいびとたちのもり【恋人たちの森】
森茉莉の短編小説、および同作を表題作とする小説集。収録された4作中、3作が同性愛を扱う。小説集は昭和36年(1961)刊行。第2回田村俊子賞受賞。
こいむすめむかしはちじょう【恋娘昔八丈】
浄瑠璃。世話物。五段。松貫四・吉田角丸合作。安永4年(1775)江戸外記座初演。材木商白子屋の娘お熊が婿を殺害した罪で鈴ヶ森で処刑された事件を、お家騒動にからめて城木屋の娘お駒と髪結い才三郎と...
こうきょまえ‐ひろば【皇居前広場】
皇居正門の外側に位置する広場。皇居外苑の中心をなす区域で、クロマツが点在する芝生地と玉砂利を敷き詰めた広場から成る。江戸城のたたずまいを残す城門・濠(ほり)や皇居の森と調和し、独特な景観を創出し...
こうこつのひと【恍惚の人】
有吉佐和子の長編小説。昭和47年(1972)発表。認知症と老人介護の問題をテーマとする。昭和48年(1973)、森繁久弥主演により映画化。
こうざん‐そうげん【高山草原】
森林限界以上の高山帯に発達する草原。高山植物が群生する、いわゆるお花畑になる。